愛する者の死は、誰にとってもつらいものです。それは子どもにとっても同じです。
『子どもは大人と同じように物事を見たり聞いたりしています。しかし、そうした物事をどう捉え、理解するかは大人と違っているところがあります。子どもは死を正確に理解できるように大人から助けてもらうことが大切になってきます。信頼できる大人から支援を得ることで、子どもは死という喪失体験を理解し、対応し、人生を前に進むことができるようになる』と言われています。
ハグハート訪問看護ステーションで訪問している中でも、お孫さんなどの小さなお子さんが居るご家庭があります。訪問の際には家族ケアも大切にしていますが、訪問時になかなか会うことが出来ない、子どもへのケアが課題となっていました。
今回、どの様に子供へ【死】を伝えるか…どの様にサポートしていくか… 様々な資料を見つつ、スタッフ同士で考える機会を持ちました。見過ごされがちな子どもへのケアにも目を向け、家族ケアに繋げていければと思います。(看護師H)